方針

環境方針

理念

明治時代に荒廃した土地に木を植えることから始まった当社は、森とみどりを中心とした、地域に根ざした事業を展開してきました。

水や空気など、自然の恵みを提供する森を社会のためにきちんと管理して、将来世代に残す。
森の恵みである木を加工し、売る。
人の健康と森づくりを応援する木の家を建てる。
広大なみどりの中の豊かな自然・文化体験をお届けする。
みどりあふれる住まい・オフィス空間を提供する。

これらの製品・サービスを通じて「自然と人と文化」の豊かな関係を育み、持続可能な社会づくりに貢献します。

基本方針

  1. 自然と人と文化に根ざした持続可能な社会づくりに貢献する企業の在り方を追求します。
  2. 資源・エネルギーの持続可能な利用のために、環境負荷の低減に努めます。
  3. 環境に関する法令及び規制を厳守します。
  4. 当社環境方針を一般に公開すると共に、当社グループ社員全員に周知します。
  5. 環境に関する取り組みの実施状況を、可能な範囲で年次報告書において公開します。
  6. 当社はいかなる形態であっても、贈収賄行為や不適切な利益供与などの業務上の不正行為を禁止しています。
山林部門環境方針

基本理念

当社は明治時代に植林を開始して以来、山林の計画的な保護・育成を進め、木材生産のみならず地域の環境保全や地元の雇用創出にも貢献してきました。
地球環境問題が深刻化する現在、私たちは次の世代が人間的に住まうことが出来る地球を残す義務を負っています。環境に配慮し適切な森林管理を行うことを通じて、持続可能な社会づくりに貢献して行きます。

環境方針

  • 森林管理に関連する法律、法令等の要求事項とFSCの原則と規準を遵守する。
  • 地域社会に対し当方針を公開し、これに対する意見を検討しつつ協力して森林の維持管理を行う。
  • 従業員や全ての関係者の安全確保と健康管理に留意した施業を行い、雇用の維持に努力する。
  • 森林の持つ社会的、生態学的機能を維持するとともに、森林のもたらす経済的な利益を継続して得られるよう必要な投資を行う。
  • 生態的また社会的環境に配慮し、環境負荷の低い方法を用いて森林管理を行う。
  • 森林管理計画を作成し、計画に沿って事業を実施するとともに、継続的な改善をめざす。
  • 当方針の周知徹底と環境意識の向上を図るため、従業員への教育啓発活動を進める。
  • 管理する森林において行われる、他の事業体の事業に環境負荷を少なくさせる事を要求・奨励する。

木材調達方針

調達方針

持続可能な社会づくりに貢献するために、違法伐採されていない合法な木材だけを扱います。
また、合法木材は、絶滅の恐れがないかどうか、伐採方法などが貴重な自然を壊さないかどうか、外国からの木材の場合は地域の人たちの生活や文化を著しく脅かさないかどうかなどをできる限り確認します。
上記のことを確実に行うために、FSC などの森林認証材を含め、トレーサビリティーの確保ができる木材を扱います。

観光部門環境方針

基本理念

伊香保グリーン牧場は、1970年に日本土地山林株式会社の観光事業部として開場しました。開場以来、「自然と人と文化の豊かな関係を育み、持続可能な社会づくりに貢献する」というグループ全体の理念を基盤とし、動物を中心に据え、自然環境に配慮した資源循環型運営に努めています。

この一環として、「アニマルウェルフェア=動物福祉」の基本である、「5つの自由」(飢えと渇きからの自由、不快からの自由、痛み・障害・病気からの自由、恐怖や抑圧からの自由、正常な行動を表現する自由など)を充たせるような動物飼育を励行しています。この動物福祉についての考え方は、日本では未だ一般的ではありませんが、私たちの仕事上のパートナーである動物たちが、ともに仕事をしてゆくうえで、できる限り快適な生活ができるよう責任をもった飼育を行っています。

私たちは、人と自然に配慮した適切な牧場運営を行いながら、動物とのより良い関係を考え、これを社会に広めながら、持続可能な社会づくりに貢献して行きます。

方針

  1. 法令を遵守し、透明性を保った事業運営を行います。
  2. 資源・エネルギーの持続可能な利用のために、自然環境に配慮した、資源循環型運営に努めます。
  3. アニマルウェルフェアの可視化を行い、人と動物のより良い関係づくりに努めます。
  4. 地域社会との信頼関係を深めるために、継続的な地域貢献活動に努めます。
  5. お客様に安心・安全なサービスを提供し、お客様と真摯に向き合いながら問題解決を行う、透明性のある施設であることに努めます。
  6. 当方針を一般に公開するとともに、従業員に周知します。
  7. 従業員の安全確保と健康管理に留意した運営を行い、雇用の維持に努めます。