当社は25年以上にわたってログハウスの建築ノウハウを培ってきました。そのノウハウは数々の公共建築に採用された実績により実証されており、さらには「土塗壁同等防火性能」の認定を取得し、建築基準法第22条区域内(市街地)へのログハウスの建築が容易になりました。お客様だけの夢の1棟を実現するフリープランの他、多彩なタイプのモデルプランを用意しており、当社が公共建築で培ったノウハウで一般住宅から商業建築まで幅広く対応いたします。
PEFC認証材を使用したフィンランドログハウス、国産材を使用した国産ログハウスが選べます。
PEFCとは「環境に配慮した森づくり」の中でお話したFSCと同じく、世界の森林資源を持続可能に管理するための森林認証制度です。当社ではこれを購入することによって「合法性」と「持続可能性」を担保する、という木材調達方針を実施しています。
■フィンランド輸入ログハウス
フィンランド材はPEFC認証材を使用し、当社指定の現地ファクトリーが高精度な加工を施した高品位マシンカットログハウスです。シェル(ログ材)は、日本の風土と気候に合わせて角ログ(ラミネートログ・センタースプリットログ・プレーンドログの3種類)と丸ログを用意しています。
■国産ログハウス
スギ材を使って、マシンカット並びに手加工生産をしています。
違いが分かり易い点としては色合いです。フィンランド材は寒いところでじっくり大きくなった木で色合いは赤みがあり明るいのが特徴。国産材はフィンランド材に比べ年輪の1つの幅は広く、色合いは少し暗い感じです。建物の外側は、塗料を塗るため大きな差はありませんが、部屋の内部は木がそのまま見えるので印象が異なってきます。 その他、価格や納期等に違いがございますので、お客様のご要望に沿う形でご提案させていただいております。お気軽にご相談ください。
ログハウスは北欧で千年以上の歴史をもっています。
当社ではその本場フィンランドで永い経験と実績をもつ建築技師を招き、伝統の技術を納得のゆくまで学びました。フィンランドでは、一般の大工仕事が一人前になってからはじめてログ技術にすすめるというほど高度な技術を要するものですが、私たちもその技術を修得。フィンランドに負けない確かなログハウスをおとどけしています。
北欧で長い歴史をもつログハウスは、日本でも別荘地や商業建築としてのニーズは高く広まってきました。近年ではその耐震性や吸排湿性の高さから一般邸宅としての注目も集めており、当社ではその「安心面」と「快適さ」を追求したログハウスをご用意しております。
耐震性と耐久性に優れた構造
校倉による頑丈な組み立てと、要所のボルトにより、ログハウス自体が一体化することで強風や地震、積雪に対しても、きわめて強い構造になっています。構造上主要な部分や耐力壁相互の交差部分には「通しボルト」と呼ばれる特殊なボルトにより数本の丸太を串ざしにするような型でガッチリと止めます。また、丸太の一つ一つをダボと呼ばれる木クギで緊結し強度を高め、たわみやねじれに対して万全の配慮をしています。さらに、耐力壁の下部にはハーフログを土台とし、これを一体の鉄筋コンクリート造の布基礎にアンカーボルトでしっかりと緊結することで、耐久性を高めます。
快適空間を実現する断熱構造
ログハウスはあらゆる部分が木でできているため、湿気の多い季節には木が室内の湿気を吸収し、乾季には水分を放出して、建物自体が湿気をコントロールしてくれます。
結露現象もなく、常に快適な状態を保ちます。
屋根は野地板、垂木(タルキ)、化粧天井板の三層になっており、それぞれの間にたっぷりと断熱材を充たしています。北欧の厳しい自然が育てたログハウスの技術がここでも活かされています。積雪時でもストーブー台あれば室内は快適です。
高い気密性による防音・音響効果
木材それ自体が高い断熱性、保温性をもっていますが、当社のログハウスは、さらにログとログの接点をはじめ随所に断熱材を施し、開口部の窓には二重ガラス窓を使用するなど断熱、保温に大きな配慮を払っています。また、当然のことながら気密性にも優れているため遮音効果も高く、ピアノのレッスンやオーディオルームとしても安心です。
万全の防虫・防腐対策
特にフィンランド材は樹脂が多いため腐食に強く、虫がつかない材質として高い評価を受けています。さらに施工に当っては防虫、防腐剤を施して、白アリ等の虫害から守り、耐久性を高めています。
日本人のライフスタイルに合わせた設計
欧米人と日本人では自ずと生活習慣が違い、住まいのカタチにも表われますが、必要に応じて間仕切りを設けたり、トイレや浴室、台所などの水まわりの工夫など、北欧の伝統美を保ちながら日本人になじみやすいよう設計しています。